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我が仲間たち

街角からジングルベルの曲が流れている。
まだ11月だというのに・・・。
どこかの和風レストランの入り口に、お正月の「おせち料理」の注文パンフレットが置いてあるのを見たのも数週間前だった。
「何もそんなに急がなくてもいいのに、商売ってたいへんだなぁ」と、自分の会社のことはさておき考えた。

子供のころ冬休みの楽しみだったクリスマスも正月も、いつしか行事というより商売の道具と化してしまったような気がする。
季節ごとの情緒や風情などの感覚が薄れていくのも少々淋しいが、それにしても、不景気なだけに世の中の商戦は厳しいものがある。

そんな環境の中、振り返って、我がフォルテシモの仲間たちはどうだろうか。
商売っ気がなく、ハングリー精神に欠けるけど、良く言えばおおらかだ。
あまり小さいことにはこだわらない人間が多い。
私としては、そういうところがいいなと思う反面、少々じれったい気もする。
商魂たくましい人達と互角に渡り合っていけるのだろうかと心配にもなってくる。
しかし、70名近い仲間の顔を一人ひとり思い浮かべていると、それぞれみんな優れた能力と個性を持っているし、人間的にもいい。
今年はまだ1か月以上残っているが、ジングルベルの曲を聞いたりしていると、ついつい来年のことを考えてしまう。
来年こそ、これまで信じてついてきてくれた仲間たちの喜ぶ姿を見たいものだ。

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